ANAとIHG,提携契約を2035年まで延長
ANAとIHGがホテル運営における戦略的提携を強化
プレスリリースによりますと,
ジョイントベンチャー事業を通じた10年間の実績を背景に、提携契約を2036年に更新
ANAホールディングス株式会社(本社:東京都港区)とインターコンチネンタル ホテルズ グループ(IHG®、本社:英国)は本日、ホテル運営における両社の戦略的提携を強化し、その提携契約を2036年まで延長すると決定しました.
両社は2006年にジョイントベンチャー会社であるIHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社(東京都港区、以下、IHGANA)を設立、現在、国内ではインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ、クラウンプラザ ホテルズ&リゾーツ、ホリデイ・インといったグローバルに展開する3つのホテルブランドと日本有数のANAのブランドの強みを活かして、国内で32ホテルを展開、北海道から沖縄までをネットワークしています.
会員数9,200万人で世界最大のホテル会員プログラム「IHGリワーズクラブ」と、会員数2,900万人のANAマイレージクラブを合わせると1億2,000万人にのぼる会員組織は、双方の会員プログラムの活性化に今後も貢献していきます.
この提携延長の目的が,2019年に日本で行われるラグビー・ワールドカップおよび2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会へ向けたインバウンドの増加に対応することであることは想像にかたくありませんね.
IHGとしても世界的なホテル業界の再建の荒波の中にいますから,グローバル展開の一環としてANAとの協力は捨てがたいことでしょう.